フィールドデー 2002
夏真っ盛りの8月3、4 日、初勝利を目指し、今年もフィールドデー(FD)コンテストに参
加しました。
今年のFDは天候に恵まれ、まったく雨が降らない上に朝晩は比較的涼しい風
が吹くという「体に優しい」コンテストになりました。
もっとも、コンテスト結果は昨年を下回る結果に終わり、現在わかっているだけでもトップ3は無理だろうと思われます。
せめて関西一位は死守できているでしょうか…?
今年はコンディション今ひとつやったなぁ
今回のFD参加を振り返るといくつかのポイントがあった。
- 事前準備が、関西ハムの祭典とARISSの準備・本番に力を削がれて、準備万端の域に達することができなかった。
- 人生経験豊富な初心者OPの参加により、活気は大いに出た。但し、戦力化には、本人及び周囲に課題を残した。
- 所謂、コンテストオペレータ担当バンド以外は、研究の余地があることが明確になった。
- ログの提出というコンテストの山場に対する執念が欠けている。
- 五月山という慣れたロケをスムースに使いこなし、全体を運営する、メンバーとリーダー役(JA3IEZ/JI3DNN)が定着した。
村上会長から、2002FDコンテストを振り返ってコメントをいただいています。
皆さんも暑かった五月山のひと時を思い出してみてください。
- 準備段階
- 総会時の事業計画では、4月から、毎月、FDに向けて、ミーティングの総力を挙げて、F
Dの内容をつめるはずであったが、総括にあるよう関西ハムの祭典とARISSで、コンテス
ト前日まで、JR3QHQ/JE3LGJとかつてのリーダー役を中心に、メンバーの多くが時間と精力をそ
ちらにとられてしまったため、最後の1ヶ月で、なんとか、ドキュメント作成能力(7K1MAG)と
ミーティングでの真剣な討議により、切りぬけることができたといえるだろう。
- 本番・設営
- JR3QHQがサウンドピクニックに参加ということで、JG3JKGを含めて残りのメンバーで
の準備となった。搬送に若干の苦労はあったが、未だにマニュアル車を運転できる稀少価値の
人材(JQ3RYP)がいたので、なんとかなった。
- 五月山での準備は、暑さが昨年ほど出なく、比較的楽に進む事ができた。また、昨年のビデ
オでイメージをつかんでいた方も多く、同じ失敗は繰り替えさないようにしたことも、重要な
ポイントであった。
- 結果、設営完了は、15時すぎにできた。
- 本番・競技
- 私は、21MHzの担当で、あまりリグの前を離れる事ができなかったが、ハイバンドの開
け方が中と半端で、6mも開ききらなかった。このような中、7MHzは、黄金コンビ(JR
3QHQ/JA3SHL)がふんばり結果、強豪の中でもヒカル結果をだした。
- その他のバンドについては、反省事項が多い、CQとマルチ探し、CWとPhの組み合わせ
は、もっと机上計画を立てた上で対応すべきであった。
- その他
- 2日目昼のソウメン弁当は、おいしかった。団体コンテストの場合の食事計画は、ひじょう
に重要であると考えている。
- コンテストログについては、JE6EKCに任せきりなったが、全員が、締切日を意識して
いない行動であったため、ログ担当には、苦労をかける結果となった。ギリギリ間に合った
が・・・。
- 改めて、全員による反省会を実施し、次回に繋げるようにしたいと思う。
特に、コンテスト本番までのオペレーション訓練をもっと、
クラブとして開催する必要を感じざるを得ない。
昨年から考えると今年はスコアダウンということになりました。
得点減の主原因は、3.5, 14, 21, 28Mのスコアダウンによるものです。
ハイバンドのコンディションが昨年ほどでなかったのは確かですが、伝え聞く他局の結果に負けているということは…。
V,UHFは相変わらず1エリア周辺局にまったく歯が立ちません。
地理的な不利だけはどうしようもないようです。
ただ、それでももう少しハイゲインのビームを使っていれば…との感想もありました。
1200MHz&upは、3エリア局としてはよく頑張ったと言えそうです。
さて、この点数で何位になったのでしょうか?12月を待ちましょう。
7K1MAG