2003/9/12〜20の日程でスリランカへ行ってきました。
今年も去年と同様、運用&観光のスタイルで、参加者も去年と同様(人は入れ替わっていますが)32名(内20名が運用)の大所帯となりました。
当クラブからは、JR3QHQ(4S7QHG)、JH3LSS(4S7LSG)、JG3JKG(4S7JKG)、7J3AOZ(4S7AQG)、JN4QIN(4S7QIG)、それから、今回YKVのメンバーに加わった中出さんJA3AVO(4S7AVG)と奥様JH3PBL(4S7PBG)の7名が参加しました。
運用局数は全体で4000局前後でした。
ここには一泊しかしなかったですが、最初に波を出した場所です。
去年のカルチャークラブと同様、それぞれ独立したコテージになっているリゾートホテルです。
あまり時間がなかったけれど、食後すぐアンテナの設営を始めました。目立たないように、と思っていたけれど、アンテナを上げ始めると見物人が何人も物珍しそうに立ち止まってみてました。
きっと何やってるのか不思議だったのではと思います。
翌日すぐ撤収の予定だったので、上げたのは2eleと18MHzのDPのみ。
最初のQSOは今年はJA3ART海老原さん(4S7GGG)の18MHzCW。
翌日の午前中、シーギリヤへ行かなかった4人(JR3QHQ、JI3DST、7J3AOZ、JN4QIN)で2〜3時間ほど運用。
一番いい時間帯に運用できなかったけれど、やはりこういうスタイルのホテルの方が運用はしやすいですね。
・トパーズホテル(キャンディ)
ここは何かとトラブルが多かったです。(おそらく二度と使うことはないだろう)
ホテルまでの道が細い一本道で、事故車が止まっていたため3時間ほど立ち往生。
その対応も非常に悪かった。
大きなバスは入り口までいけないため、マイクロバスに乗り換えて移動。(このマイクロバスがなかなか来なかったため、歩いて上がって行った人がほとんど)
無線運用のために押さえていたはずの宴会場とベランダは、運用予定の二日間ともダブルブッキングされ、運用は屋根のないところですることに。(雨が降っていたのでなお悪い)
しかも、その翌日の準備(結婚式が入っていた)のために朝5時までに出て行けといわれ、撤収して200mほど下がったゲストハウスへ移動。
翌朝食後、あらためてゲストハウスにて設営開始。最初予定していた場所からかなり下がった場所で、JA方面にホテル本館がある場所。しかもアンテナ設営場所が狭く、2eleのアンテナを平行してあげるのがやっと。(のちに50MHzのアンテナも上げた)
同時に3バンド出られる準備はしたものの、かぶりがひどいため、結局1バンド運用がせいぜいという状況。(50MHzに関しては、ほとんど応答なしでした)
翌日4Fの部屋が2箇所空いたので、そちらに移動して、1.9/3.5/7のアンテナを張って運用を開始。
今回の運用のメインはトパーズホテルからだったが、設営−撤収−設営という非常に無駄な労力をかけさせられた結果、無線チームは疲弊してすっかりやる気をなくしてしまい、局数が伸びなかった一因となりました。
・ライトハウスホテル(ゴール)
無線をするにはあまりに惜しい、と思わせるすばらしいリゾートホテル。インド洋に面しており、またプールやスポーツジムなどの施設も実に充実していました。
代わりにといってはなんだが、アンテナを上げる場所に苦慮。
まず「部屋がばらばらで、無線運用する部屋の隣が普通のお客」ということもあり、ホテル側から「苦情が出ないようにしてくれ」との話。おかげで深夜のphoneを禁じられてしまいました(><)
しかし、アンテナを上げることに関しては特に何も言われませんでした。あとで聞いたところ、ホテルの理事長(だったかな?)Romesh Lokuge氏が実はHAMで(4S7RF)便宜を図ってくれていたらしい。彼は当時オーストラリアに出張中で、ぜひQSOしてくれ、とのメールをホテル宛に送っていたことが判明。
メールがこちらに渡ったときにはすでにその時刻は過ぎていたのがとても残念でした。
トパーズホテルでの出来事ですっかりやる気をなくしていた無線チームでしたが、とにかくアンテナを上げよう、アンテナを上げて運用できるようにしなければ始まらない、と夜中にアンテナの設営を開始。
他の客の邪魔にならないよう、またあまり目立たないようにケーブルの取り回しなども気を使ってHB9CVの設営が完了。また、7MHzのDPも張ってCWにて運用を開始。
翌日、4Fの一番端の部屋が空いたからということで、メインシャックをそちらに移動。10MHzのDPを張ることになりましたが、これが実に苦労しました。
また、前日の運用状況から、7MHzのDPとHB9CVが干渉していたため、7MHzも移動させました。
今回は、上記の事情により、デジタルモードを運用できるタイミングがなかなかありませんでした。
また、同時に出られるバンドを増やすため、リグやアンテナなども準備していったものの、場所的制約やかぶりなどにより、結局同時に出られるバンドは3バンドがせいぜいという状況でした。
なお団長の長谷川さんのレポートはこちらです。
4S7QIG/JN4QIN