JA6SHL

お疲れさまでした。お世話になりました。

7メガ(3.5に共通しますが)のインプレッションを少し。

  1. 電話のオペレート

    やはり個性が反映します。以前、EKCが書いていた「QHQは無駄なことを言っているようだけど、実はそれが得点に寄与している」というのは、昨年も感じたのですが、今回もQHQ、LEG、MAG各局の運用から感じました。

    昼頃、CWでお客さんが少なくなった頃、SSBに替えたのですが、あまり呼ばれませんでした。プロセッサーもかなりかけて、ALCもリミットまでマイクゲインを上げていたのですが。

    その後、LEG、MAGとOPを変わってもらったら、プロセッサーもALCもそんなに振らせていないのにレートがかなり上がっていて、これは、多分マイクの此方に居る人の人柄というか運用姿勢というか気持ちの寒暖というか、それが相手方に伝わってしまっているのだろうなあ、と思いました。

    同行したJA6GCEは、私のSSBの運用について、前出の各局に感じる印象と同じようなことを言っていましたが、私自身が感じたことは、スタイルだけ真似ても、どうしても相手方に与える印象が違うようで、SSBで呼ばれる実績のある人を貼り付ける必要があるようです。

    最終スコアは、675*57でしたが、終わりの3時間程度、LEG、MAGの2局に運用してもらわなかったら、600前半と55マルチ程度で終わった可能性が大です。

  2. CWについて

    SSBでも言えますが、カスカスの信号を諦めずに拾うこと、逆に呼ばれるときにペースを落とさずに、例えば複数呼んできたときもキッチリコピーして捌くことで、レートは上がると思います。

    ロギングはzlogでやるので、ある程度操作に慣れていれば、後は捌くテクニックとカスカスの信号を拾う耳だろうと思います。これはある程度場数を踏めば慣れてくると思います。

  3. ANTについて

    ANTは、昼頃になって近いエリアが弱いのは変だということで、給電点を12mから8m付近まで下げました。これがどの程度効果を発揮したかは不明ですが、1エリアの常連移動局では、移動という無理のできない条件があるにしても、7では給電点6mとか8mとかで運用していて、その2局にはさほどの得点差はなかったようです。

    彼らは、標高が高くロケの良い場所に移動しているのですが、YKVでも標高は300mあり、7のANTの東側は段落ちですし、実効高さはかなりあると思われますので、その結果、打ち上げ角が低くなっている恐れがあります。

    QHQの案ですが、次回はINVの下に反射器用のエレメントを設置し、上向きの2エレにすると効果があるのではないかと思います。

Photo by JA3IEZ