ハムフェア96

1996アマチュア無線フェスティバル in 有明・東京ビッグサイト


23日(土)

地下鉄の銀座1丁目から新木場まで出て、臨海高速鉄道に乗り換え国際展示場まで行ったのですが、ハムフェアと同時開催されていた東京ゲームショウの方が人気があり、大勢の親子連れがいました。

会場は昨年までの晴海と比べるとゆったりとしており、空調もまあまあ。(昨年まではウチワがハムフェアの必須アイテムだった)

まずクラブコーナーを回りましたが、ジャンクはやはりパソコン関係のものが多いという印象。HAMLOG用のコールサインデータ(JAALL.EMS Ver1.1)と無線に関係ないがテプラを購入。知り合いのいるブースをいくつか覗いたのですが、金曜日ということもあってかあまり会えませんでした。

一般業者のコーナーでは特に買いたいものもなく、冷やかしで回った程度。強いて言えば以前CQ誌で紹介されていたOUTBACKERというHFのGP(CQ誌9月号ではP367)が興味を惹きました。結局、冷却ファンを1つ買っただけ。

JAIAのコーナーは一言で言えば「地味」でした。(昨年は見に行っていませんので一昨年との比較になりますが・・・)JAIA加盟の業者の内、半数以下しか出展していません。コンパニオンのお姉さんもあまりおらず、また、以前はボールペンなどの小物の配布なども気前よくあったのですが、それもなく紙袋さえ配ってくれません。やはり不況の影響が大きいようです。

ICOMと八重洲からは1KWのリニアアンプが出ていました。八重洲は参考出品で値段は不明ですが、ICOMは\480,000でした。

またICOMからは液晶ディスプレイを採用したHF+50MHz機のIC−756が発表されていました。DSP登載、スペクトラムスコープ機能付きで価格は\258,000です。

ケンウッドからは参考出品で144/430MHz帯モービル機とカー・ナビゲーションとを接続するナビコミュニケーションシステムというのが出ていました。

きゅうあーるえるクラブのブースで予約してあったコンテストガイドブックを買ってきました。関西コンテストマニアと並ぶコンテストグループ・QRLクラブのメンバーの参加したコンテストの分析をしたものです。生憎FDはないのですが、全市全郡、ALLJA、6m&D等大変参考になります。YKVもこれにならってタイムチャート分析等してみると良いと思います。


24日(土)

08:00頃自宅をでて、会場に着いたのが10:30頃、約二時間半掛かりました。前日と同様新木場で乗り換えたのですが、駅は例の東京ゲームショウに行く親子連れで溢れかえっており、なかなか切符も買えないありさま。なんとか電車に乗り込み国際展示場駅まで行ったのですが、ここでまたびっくり。駅前から会場まで延々2、3百メートルも続く入場者の列。もちろんハムフェア入場者の列ではなくゲームショウのもの。それにしてもスゴイ。無線もこれくらい人気があればなぁ・・・。

大阪・京都・兵庫三支部合同のブースへ行くとQHQとAYU等がいました。三都コンテスト物語のチラシ配りを手伝いながら、この日はこのブースをベースにしてあちこち見て回りました。久しぶりというかハムフェアでしか会わない人にも何人か会うことができました。

ハムフェアのどこが面白いかと尋ねられると、一言では答えられないのですが、年に一度のハムの祭典、1回参加すればきっと来年もまた来ようと思いますよ。大阪からはちょっと遠いのですが、来年はぜひ都合をつけて来てみてください。

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