写真中央JR3QHQ田中透氏、このクラブの会長です。
その右JE3WED竹内和彦氏。
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しかし、ことしの1.2Gは中々渋い。まぁ、指向性アンテナを使用している為か市区郡マルチならおいしいところが取れるものの、県単位マルチなので、たとえ山向こうの伊勢市が取れても、青山高原と同じ三重県だ・・・・・10分以上20分以上CQが空振りを繰り返す。コンテストマシンがなかったら気が狂ってるなぁ・・・・・取りあえず、頑張ろうとするAJAに対して、元気なら朝の5時からやってくれと頼んで、一旦2時過ぎにクローズする。リグが心配なので、地面に段ボールを敷いて、その上にシュラフを出し、野宿をすることにした。

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ふと気づくと空が明るくなっている。何時かなぁ・・と思い周囲を見渡す。時計を見ると5時だ。まだ、QRVしている局は少ないだろうし、出ている局はシングルバンドで気合の入った局だろうから、昨晩やっているだろうし・・・・もう少し寝ていようかと思ったら、AJAがやってきた。眠そうな顔だ。「寝たのか?もう少し寝てきたら」と言うと、少し怪訝な顔をして、「えっ、昨日、朝早くからヤレ!といったでしょ!」とたしなめられる。うーーん、若い者には負けるなぁ。実行力の最大の要素は、体力・気力の若さか私は、HFの様子を見に散歩と食事に出かけ、AJAにリグの前を譲ることに・・・

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HF帯の様子を聞くと、7MHzのカブリについては、諦めながら、それなりに克服し「一応」頑張っているとのこと・・・7MHzについては、バンドパスが効かないくらい熱を持っているようだ。それとも、ファイナルが屋外で暴走手前となってしまい、スプリアスがバリバリ状態なのだろうか・・・・・・来年は、なんとかしないとなぁ・・・とフッと3.5MHz担当のELHを見ると寝ているではないか!えーーーっ!朝方までしか飛ばないローバンドがこんなことでいいのだろうか・・・と思いつつ、ELHが投げることはないだろうから、よっぽどやり尽くしたのだろう。そう思いながら朝食の味噌汁をススッテいると塩味が身体に染み入る。夜明けのコーヒーなら女の子といっしょに、コンテスト明けならお味噌汁かな!横で、CFXがひたすら6mでCQを出している。今年の6mはUAD&CFXで、うまくコンビを組んでいるようだ。彼としては、これで学生時代最後のコンテストとなる訳だが、その辺もあって、この早朝のQRVとなったのだろうか

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再び1.2Gのシャックに戻る。懸命にQRVしているのだが、スケジュールQSO以外に、特に収穫はない状態が続いている。

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励ましながらCQを見守っていたが、ここでAJAの朝食のために交代をする。パラパラと応答はあるにはあるが、コンテストに参加しています!という局は非常に少ない。コンテストナンバーと言うもの自体はご存知だが、FDコンテストが今日あることは知らない人が多く。都度解説を行ないながらのQSOとなる。まぁ、このように、「お声がけ」頂ける方々がいないととてもじゃないが局数は稼げない。