定例ミーティングにおけるアンテナ製作

YKV-MLより転載
先日(2/28)のミーティングで即席に製作したマグネットループアンテナについて報告します。

アンテナアナライザーの測定では、22MHzから4MHzまで使える値がでてましたが、実際TXをつないでSWRをはかると18MHzから4MHzぐらいでSWRが下がりました。
ただし環境については、私のシャック内でのことです。

運用については、屋根の上に上げることが出来ないのでシャックのすぐ外、タワーの根本(私のシャックを知っている方は、すぐわかると思うのですが)ちょっと浪板のの屋根のあるところ1.9MHzタワードライブのバリコンがある場所、建物と建物の間、とうてい電波が飛ぶようなところでないところに上からひもでアンテナをつるして、SWRを調整して運用しました。

残念ながら、7MHzと10MHz以外は、共振点があるが運用できるようなSWR値で無かったので7MHzで運用しました。(他のバンドもSWRは下がると思うが建物の影響だと思います)

7MHzでのSWR測定値
7.030 2.0
7.020 1.0
7.010 1.4
7.000 2.8
とりあえず CWバンドはカバーするようです。パワー入力は、はじめ15Wぐらいで運用しましたが 300Pf 500Wのバリコンで 7MHz 50WまでOKでした。

さあ、こんなところに設置したアンテナでどこと出来るのかと思いながらワッチしますと受信はそこそできます(普通に聞こえる)送信はどうかと交信局を探します。
以下、交信記録です。

3月3日 14:50から15:40
JP1VQX CW 559 559 相模原市 出力15W CQを呼ぶ
JM4QYK/4 SSB 59 59
豊田郡     15W(しょっとしたパイル3回目で交信) 
JR8CIX CW 579 599 QSB 苫小牧市 CQを呼ぶ 50W
JH2KWP CW 599 599 土岐市 CIXの交信のあと呼ばれる。50W
なんと、正直言っておどろきです。屋根のついた建物と建物の間で地上高20mcのアンテナ これで、こんなに簡単に交信できるとは、ほんとにすばらしいアンテナです。

じっさいに運用しておどろきましたのでここにその報告します。

これはいいアンテナです。

JR3QHQ